からっと晴れた青空が気持ちの良い季節になりました。天気が良いとアウトドアに出かけたくなるものです。

これまで私達はクールノットの“靴紐”としての魅力をお伝えしてきました。

しかし今回はキャンプにて、クールノットが“靴紐以外”の用途にて活躍できるシーンをご紹介します。

クールノットの伸縮性・耐久性という強みは、“靴紐”という枠組みを超えてキャンプでも大活躍!

全31色のバリエーション豊かで鮮やかなカラーはキャンプ場での写真映えもバッチリです。

是非お気に入りの使い方を見つけ、クールノットの新たな魅力を体感してくださいね。

タープを張る際の風対策として使える

キャンプ場の大敵、『風』。皆さんは大事なテントやタープを張る際の、“風対策”はきちんとされていますか。
ついさっきまで風を気にするような天候ではなかったのに、突然やってくる突風。突風でテントが飛ばされた、ポールが折れたというご経験をお持ちの方は少なくありません。

そこで今回は、強風のリスクを軽減してくれる“ストレッチコード”をクールノットで代用した使用方法をご紹介します。

ストレッチコードとは

ストレッチコードとは、ペグとガイロープ(張綱)の間に取り付けるゴム紐のことを指します。

ペグとガイロープ(張綱)の間に伸縮性のあるストレッチコードを使うことで、ゴムがクッションとなり風の力を逃します。ゴムの伸縮が風の衝撃を和らげてくれるので、ペグやロープが外れにくくなるという仕組みです。

風のダメージを分散させることは、タープやロープへの劣化軽減にも繋がります。

クールノットでストレッチコードを作ってみよう

<用意する物>

○お好きなカラーのCOOLKNOT 4本(今回はBLACK・Mサイズを使用)
○カラビナ 4個

(1)クールノットを結び、輪を作ります。

(2)輪にカラビナを取り付けます。

(3)完成

クールノットで作ったストレッチコードをキャンプで使ってみよう

使い方はとても簡単です。

テントやタープのガイロープ(張綱)にクールノットで作ったストレッチコードのフック部分を噛ませてペグダウンします。

風が吹くとゴムが伸縮している様子を確認することが出来ました。

クールノットは紐の内部に医療用素材のスパンデックスゴムを使用しており、何度伸ばしても切れづらい伸縮性が大きな特徴の1つです。

大事なテントやタープを守る“風対策”として是非クールノットを使ったストレッチコードを試してみてはいかがでしょうか。
※ストレッチコードを付けているからと言ってどんな強風にも耐えることが出来るわけではありません。

風の強さや天候を確認し、危険だと感じた場合にはガイロープの本数を増やす、テントやタープを撤収するといった臨機応変な対応を心掛けましょう。

テントを乾かす際の風通しとして使える

キャンプをしている最中にテントの中でジメジメとした湿気・臭いが気になった経験はないでしょうか。

その湿気や臭いはフライシートによる通気性の悪さが原因かもしれません。

そこで今回は、先ほどご紹介したクールノット製ストレッチコードを使用して、簡単に出来るテントの風通し方法をご紹介します。

フライシートと通気性の関係とは

キャンプ場で使われる一般的なテントは、本体となるインナーテントにフライシートという防水性の優れたシートを被せた構造になっています。

防水性・撥水性の優れたフライシートを被せることで、雨からインナーテントを守ったり、冬には冷たい空気が侵入してくることを防いだりする効果があるのです。

しかし、雨や風を遮断する分、通気性が悪くなります。熱がこもったり、結露により湿気・臭いが気になったりするのはこのためです。

クールノット製ストレッチコードでテントの風通しをしてみよう

<用意する物>
○クールノット製ストレッチコード 4本
○ペグ 4本

(1)フライシートの耳にストレッチコードを引っ掛けます。(フライシートの仕様は商品によって異なります。今回使用したテントはフライシートにフックがついていました。)

(2)軽く打ったペグにストレッチコードを引っ掛け、フライシートを若干浮かせ風を通します。

(3)爽やかな風が通るようになり、快適に過ごすことが出来ました。

ロールマットやポール類、小物を束ねるゴムとして使える

キャンプは大荷物。少しでも積み下ろし作業を楽にするため、荷物は可能な限りコンパクトにまとめたいものです。

そこで今回は、クールノットを使った小物類の束ね方をご紹介します。

クールノットと自在金具で小物を束ねてみよう

<用意する物>

○お好きなカラーのCOOLKNOT 1本(今回は青・Mサイズを使用)
○自在金具 1つ(100円ショップにて購入)

(1)クールノットに自在金具を通します。

(2)ロールマットやポールなどを束ね、自在金具でゴムの長さを調節します。

(3)完成

クールノットのコブが自在金具の穴に引っかかり、しっかりと束ねることが出来ました。引っ張るだけで紐を“締める・緩める“の動作が簡単に行えます。お好きなカラーのクールノットを選べば、見栄えもとても華やかです。

キャンプ用品をテント・タープ内に吊るす際のハンギングチェーンとして使える

テント・タープにキャンプ用品や雑貨を吊るす“ハンギングチェーン”。

最近ではテント・タープ内をおしゃれに装飾するアイテムとしても注目を集めています。

そこで今回は、クールノットを使ったハンギングチェーンの作り方をご紹介します。

クールノットでハンギングチェーンを作ってみよう

<用意する物>

○お好きなカラーのCOOLKNOT 4~6本
(必要な長さに合わせて本数は調節。今回はBLACK・Lサイズを使用)
○カラビナ 8~10個程度
(内2個はハンギングチェーンの設置に使用。その他は物を吊るすのに必要な個数を用意。100円ショップにて購入)
○自在金具 4~6個
(クールノットの使用本数に合わせて必要個数が変わる。100円ショップにて購入)
○S字フック
(物を吊るすのに必要な個数を用意。100円ショップにて購入)

(1)クールノットを自在金具で連結し、長さを確保します。

(2)クールノットの両端を二重八の字結びにし、両端共にカラビナを取り付けます。

(3)ハンギングチェーンを設置したい場所に(2)で取り付けたカラビナを掛けて固定します。

(4)小物をかけたい箇所に新たにカラビナやS字フックを掛けます。

(5)完成です。

クールノットで作ったハンギングチェーンの使い方

~食器や調理器具をぶら下げて使う~

洗った食器や調理器具をぶら下げて乾燥させることが出来ます。

~衣類をぶら下げて使う~

クールノットの紐部分にハンガーを直接かけることも出来ます。上着をかけたり、濡れた衣類を乾かしたりするのに大変便利です。

~照明をぶら下げて使う~

照明をぶら下げると、テント・タープ内が一気にオシャレな雰囲気になります。
※燃料系の照明はクールノットを溶かす、火災の原因となることがあります。使用を控えましょう。

クールノットのコブで出来た凹凸に、カラビナやS字フック・ハンガーがしっかりと引っ掛かるので、物を吊るすのに大変便利です。 

長さ調節楽々な帽子のあご紐として使える

屋外で丸一日を過ごすキャンプでは、日差しを遮る帽子が必要不可欠です。しかしキャンプ中、意外と多く見受けられるのが“突風に帽子を飛ばされてしまった”というアクシデントです。

普段使いの帽子では、帽子の“あご紐”がついていないタイプのものが多いです。

風が吹くと帽子は簡単に飛ばされてしまいます。ただ飛ばされたならまだしも、川に落ちて流されてしまった・濡れて使えなくなってしまったとなると、大変困ってしまいます。

そこで今回は、クールノットを使った帽子のあご紐の取り付け方をご紹介します。

クールノットを帽子のあご紐として取り付けてみよう

<用意する物>

○お好きなカラーのCOOLKNOT 2本 (今回はレインボー・Mサイズを使用)
○自在金具 1個(100円ショップにて購入)
○帽子

(1)帽子の内側についている紐通しの輪に、お好きなカラーのクールノットを左右それぞれ通します。(帽子によっては紐通しの輪があらかじめついていない商品もございます。その場合は、ご自身で輪を縫い付ける必要があります。)

(2)クールノットを自在金具に通します。

(3)完成

クールノットで作ったあご紐の使い方

自在金具を動かすことで、紐の長さ調節を簡単に行うことが出来ます。

~帽子をかぶって活動するとき~

顎の位置まで自在金具を動かして紐を短くすると帽子が落ちづらくなります。

~帽子を脱いで食事・休憩するとき~

自在金具を緩めて、脱いだ帽子を首にかけておけば紛失することもありません。

クールノットはキャンプにて靴紐以外の様々な使い方ができる

クールノットは靴紐という枠組みを越え、様々な使い方をすることが出来ます。

是非キャンプに出掛けた際は、靴紐以外の用途でもクールノットを使ってみてくださいね。

“皆様のアウトドアライフが、クールノットによってより快適で素敵な時間になりますように・・・!”