弊社代表者は、「結ばない靴ひも」の特許権者として、株式会社ツインズによる「キャタピラン+(キャタピランプラス)」の製造・販売等の差止めを求める仮処分を、2021年5月7日 東京地方裁判所に提起しました。

平素は弊社に対し格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

2021年1月25日付けニュースリリースのとおり、弊社・弊社代表者と株式会社ツインズ(千葉県船橋市金杉7-1-9 ツインヒルズ西館3F 代表取締役 梶原隆司。以下「ツインズ社」といいます。)の間で争われていた一連の裁判は、この度、弊社・弊社代表者側の全面勝訴に終わりましたことをご報告申し上げました。

その後、弊社側より、残された諸問題について包括的な和解により全面的に解決することをツインズ社に対し提案し、両者の間で協議が続けられてきました。

協議の中で梶原氏は、「結ばない靴ひも」に関する特許発明(日本国特許第5079926号及び同第5392519号)の発明者は自分であるという従来の主張を改め、自分は発明者ではなく真の発明者は弊社代表者らであることを認めました。

しかし、両者間に残されたその他の問題については、合意に至ることはできませんでした。協議の決裂を受け弊社代表者は、やむなく「結ばない靴ひも」の特許権者として、株式会社ツインズによる下記各製品の製造・販売等の差止めを求める仮処分を東京地方裁判所に提起しました。

1 キャタピラン+ (キャタピランプラス)

2 キャタピラン+リフレクター (キャタピランプラスリフレクター)

3 キャタピーエアー+ (キャタピーエアープラス)

4 キャタピーエアー+リクレクター (キャタピーエアープラスリフレクター)

弊社及び弊社代表者としては、ツインズ社が現在も製造・販売している上記の製品は、同社が新たに日本国内の特許を取得したとはいえ、弊社代表者らが保有する「結ばない靴ひも」に関する特許権(日本国特許第5079926号)を侵害していると考えております。

なお、知財高裁(平成29年(ネ)第10049号)の判決において認められたとおり、ツインズ社は弊社代表者らとの間で締結した契約に違反したことによりこれらの特許権の持分を剥奪され、現在は、弊社代表者らが特許権の持分の全てを保有しております。

2015年1月頃から日本で販売され、テレビ番組で取り上げられるなど大変多くのお客様からご好評を頂いておりました「キャタピラン」は、2016年2月まで弊社代表者及び共同開発者2名が中国の工場において試行錯誤の上で開発に成功しその中国の工場で製造していた製品です。

弊社が現在販売している「COOLKNOT」は、2016年2月まで販売されていたこの「キャタピラン」と同じ工場、同じ工程で製造しているものであり、「COOLKNOT」こそが、元祖「キャタピラン」の正統な後継品です。

弊社の「COOLKNOT」とともに歩んでくださる取扱業者の皆様、そしてユーザーの皆様には、「COOLKNOT」のご提供を通じてその健康とご発展に今後も尽くして参りたいと存じます。

引き続き「結ばない靴ひも」COOLKNOTのご愛顧をよろしくお願いいたします。

今後進捗がございましたらご報告申し上げます。

以 上

(ご参考)過去の関連ニュースリリース一覧

平成30年12月26日付け「株式会社ツインズに対する勝訴判決のお知らせ」
https://coolknot.co.jp/news/66/

平成31年1月18日付け「キャタピラン等に関する株式会社ツインズに対する勝訴判決(中間判決)についてのQ&A」
https://coolknot.co.jp/news/70/

平成31年1月28日付け「キャタピラン等に関する株式会社ツインズに対する勝訴判決(中間判決)の公表」
https://coolknot.co.jp/news/76/

令和元年12月27日付け「(株)ツインズの『キャタピラン等』を巡る裁判について(続報)」
https://coolknot.co.jp/news/124/

令和2年2月7日付け「株式会社ツインズに対する全面勝訴判決のお知らせ」
https://coolknot.co.jp/news/141/

令和2年8月31日付け「株式会社ツインズとの訴訟 4連勝のご報告」
https://coolknot.co.jp/news/285/

令和2年12月1日付け「株式会社ツインズに、「キャタピラン」の販売禁止と1億5000万円の損害賠償金支払命令下る!!(速報)」
https://coolknot.co.jp/news/320/

令和3年1月25日付け「株式会社ツインズが全面敗訴を認め、1億9000万円の損害賠償金を支払い!」
https://coolknot.co.jp/news/501/